これからのファイル入手方法

このネタを書き始める2日前にwinny作者の47氏が逮捕されてしまいました。今回はwinny製作者の逮捕でしたが、今後は利用者が逮捕されていくと予想されます。しかしそれでもファイルを手に入れたい人はいるでしょう。そんな人の為に、今後のファイル入手法などを書いていきたいと思います。

47氏の逮捕

 現時点では47氏が逮捕されています。それは知人から聞いたのですが、最初は「ありそうでなさそうな冗談だな。」と思っていました。しかし家に帰ってヤフーを見ると逮捕の記事があり、2ちゃんねるを見ればDL板は予想通りの状況でした。

しかしこの時点では特に驚いていませんでした。過去にもエミュサイト管理人やMX利用者が逮捕されていたからです。半年に1度ぐらい、運の悪い奴が捕まる程度にしか思いませんでした。ですが各ニュースサイトを見ていると、警察の動きはこれだけではありませんでした。Winnyの導入方法などを載せているサイト「Winny ハイパー初心者講座」の管理人さんが家宅捜索をうけたのです。これは警察がかなりやる気を出しているという事です。今までのようなMX利用者逮捕とは比較にならないでしょう。実際にファイルをやり取りしていた訳でもなく、やり取りする為のソフトウェアを開発した人間でもなく、使い方を紹介しているサイト管理人が警察のお世話になったのです。(使っていたかどうかは知りませんが)

今後も解説ページ管理者や補助ツール製作者も何らかの形で警察のお世話になる可能性がある事を意味し、Winnyの利用者も逮捕されている事が予想されます。更にいえばWinnyを紹介している雑誌なども危ないかもしれませんし、記事を書いているライターも迂闊にWinnyネタを書けません。

そうなると困るのがWinny利用者です。Winnyを利用していては逮捕される確立が非常に高いので止めざるえません。しかし無料でファイルが欲しいのが現実です。そこで今後の共有ソフトやファイル入手方法などを詮索していこうと思います。

Winnyハイパー初心者講座
http://members.at.infoseek.co.jp/roikix/winny/
他にも多くのサイトが閉鎖しております。

WINMX

皆さんが最初に思い浮かんだのがMXだと思います。外国製ソフトですが日本語化は簡単に行えますし、日本語ファイルの検索も可能です。交換交渉が面倒くさいですが、流通しているファイルにさほど違いは無いでしょう。Winnyからの乗り換えに便利そうですが使わない方が無難です。
 それは匿名性が低いとか、そういう事ではありません。問題なのは利用者が今後増えると予想出来るからです。Winnyを使っていた人がMXに流れてきて利用者が増えると、警察もMXを見逃すわけがありません。必ずMXでも逮捕者が数多く出るでしょう。

 逆に考えれば、利用者が増えれば逮捕される確立が下がるというわけです。今でもチャットルームは平気でありますし、捕まった奴は運が悪かったという考え方でいけば昔と変わらないでしょう。

その他のファイル共有ソフト

 共有ソフトはWinny・MXだけではありません。この2つ以外にも数多くあります。share・EMule・KaZaA・Gnucleusなどなど名前を聞いた事があるものから、全く初耳の謎の共有ソフトまでたくさんあります。しかしWinnyやMXの代わりになるかと言えば、shareぐらいだと思います。share以外のソフトは外国製で、言語を理解できずに半分以上の人が利用するのを中止します。そして正常に動作させる事が出来なくて残った半分が挫折し、最後に残った人の90%は欲しいファイルが入手できずに使用を中止するでしょう。そうなると生き残った人たちが頑張ったところで、MXやWinnyほどのファイル流通量を確保できるはずもありません。

逆にshareですと、利用者が増えてしまうとWinnyの二の舞です。

こういったソフトのインストール方法・設定方法などを詳しく書いたサイトを作っても良いのですが、Winnyハイパー初心者講座の方が家宅捜索を受けたという事実を踏まえると、そんな危ない橋を渡る事は出来ないと、サイトを作ろうとしている人は思うでしょう。そうなると誰もこれらのソフトには乗り換えないと思われます。

 しかし元々洋楽などをメインで集めていた人に取ってはそうでもありません。むしろKaZaAなどを使った方が効率よく集められるでしょう。そして英語を身につけたい人にもお勧めします。

FTP交換

今までは不特定多数との交換をメインにしていましたが、ここらへんで方向性を変えて特定少数と交換してみましょう。そこで威力を発揮するのがFTP交換です。別にFTPじゃなくてもIRCでも結構です。FTP交換を簡単に言うと、MXでいう子鯖のようなものです。

昔はFTP交換といえば、掲示板などにアドレスやレートなどを書いて不特定多数と交換していましたが、それを特定の方とのみ交換するのです。手に入るファイルの質量共に低下しますが、クローズドにする事により警察のお世話になる確立を大幅に低下させる事が可能です。他にも良い事は沢山あります。

お互い知っている仲なので面倒くさい交換依頼などが全く必要ありません。欲しいファイルがあれば頂いて、誰かがファイルを望めば提供すれば良いのです。更に言えばAさんはエロ動画を担当し、Bさんはゲームを担当し、Cさんは映画を担当するという風に役割分担をすれば最高です。

しかしこういったクローズドに入るには、何らかのクッションが必要です。今まででしたらMXのチャットルームで誘われたり、それらしいサイトで誘われたりしたものですが、こうなった今ではそのクッションがかなり奪われてしまいました。クローズドに入るのは難しいかもしれませんが、1度入れば後はだいぶ楽になります。クローズドにいる人は最低でもファイルを200・300GBは持っていて、凄い人になると1桁増えます。美味しい蜜が待っていますので、頑張ってください。

 ただし苦い蜜もあるのでお気を付け下さい。クローズドでは1人が摘発されたら、皆仲良く御用となる可能性があります。WinnyやMXに比べて逮捕される確率は極端に低いでしょうが、万が一逮捕された場合のダメージがでかいです。それを覚悟していてください。

前にクローズドの仲間と久しぶりに連絡を取りました。Winnyの一軒もありさすがに解散かな?と思って連絡を取ると、「Winnyでの件もあるし、完全に潜ります。以下アドレス・・・・・」との事。止める気が全く無い所が、逆にやる気満々になっていました。

実際クローズドは何処もこんな感じではないでしょうか。幾ら逮捕者が出ようが、テレビのニュースで見る外国の戦争と同じレベルでしょう。自分には関係ないと思っている人が殆どです。

今までクローズドに入った事が無い人が、今からクローズドに入ろうとしても難しいかもしれません。というのも今までは半公開だったクローズドも、47氏の逮捕を機に「今いる人間だけで地下に潜ろう」という風に動くと予想されるからです。仮に仲間を増やすとしても、同じクローズド同士で連絡を取り合います。蚊帳の外にいる我々は、よほどのファイルを所有していないと相手にもされないでしょう。

OFF交換

ネット上の交換では、どう知恵を絞ろうがプロバイダレベルで制限されたらどうしようもありません。制限だけに留まらず、異常に転送量の多いユーザーはパケットを監視するというプロバイダもあります。これではどうしようもありません。

そこで出てくるのが、OFF交換です。これは実に簡単で、リアル世界でファイルを交換する事です。ファイルの入ったDVDや外付けHDを郵送で送ったり、実際に会って交換する方法です。今ほど回線網が発達してなかった頃(MP3一曲落とすのに、数十分掛かっていた頃です)に流行っていました。そういったサイトも存在して、仲間を募集してお互い指定された住所にCDRメディアを送るという事をしていたのです。

しかし重大な欠点があります。それはお互いの自分の住所を相手に教える点にあります。そういった住所を用意できる方ならいざ知らず、普通の人には用意出来ません。これは完全に相手を信用しなければ成り立ちませんでした。特に今OFF交換しようものなら、確実に2チャンネルでネタにされるでしょう。という事で、全然お勧めできません。

仲間内で共有

そこで確実安心なのが、リアル世界の知り合いと共有するやり方です。この方法ならお互いにあってDVDメディアで交換しても、ネット上で交換してもOKです。当然入手ファイルの量・質共に減りますが、安全性は飛躍的に向上するでしょう。特に同じ趣味(性癖?)の知り合いならお互い足りないファイルを保管しあれば完璧です。

「全部無料で手に入れる!!」と意気込まなくても、DVD映画を5人で順番にレンタルして焼いていけば、かなり出費を抑えられます。映画のDVD新品一枚3000円として10作品揃えれば、普通なら3万円は掛かります。これがメディア10枚と2回DVDをレンタルする料金でいけるのです。(1人2回レンタル×5人=10作品)無料とは言いませんが、考え方を変えればほぼ無料といっても良いでしょう。仲間内で行う限り逮捕はまずありません。
レンタルビデオ屋でDVDメディアが売られているご時世です。何も遠慮する事はありません。

露天で買う

 日本橋の名物?露天。コピーCDを道端で並べて売っている方々ですが、今までなら見向きもしませんでした。イチイチ買わなくても、MXやWinnyを起動すれば無料で手に入ったからです。
 しかし今ではその限りにありません。もしかすると露天に行列が出来ているかもしれないです。とは言いましても、法規制は強くなり売り手も買い手も危なくなっていくでしょうし、露天でコピーCDを買うぐらいならちゃんと正規品を買う方をお勧めします。

自分でツールを作る

逮捕されたWinnyの製作者47氏は、自分専用のWinnyを作成していました。これは公開されているのとは違い、UPはせずにDLだけしてくれる優れものです。これを知った時に私は「47氏は何て頭が良いんだろう。99%の努力と1%のひらめきを持った天才だ」と思いました。これぞ皆さんが望んだ、一番効率よくファイルを手に入れる方法です。
スキルのある方は挑戦してみては如何でしょうか?逮捕されれば元も子もありませんが。

まとめ

ここで紹介した方法で唯一まともなのは、仲間内でファイルを共有する事です。先ほどはDVDメディアと書きましたが、共有用外付けHDをお互いに交換して、自分のパソコンのHDにファイルをコピーしても良いでしょう。少なくても映画や音楽などはこの方法が使えます。
それ以外の方法は、逮捕される恐れはあります。逮捕される事よりも、社会的信用を失う事がもっとも怖いです。Winnyで逮捕されて会社をクビになるなど、馬鹿らしくてやってられません。

違法ファイルのやり取りを助長しそうなタイトルでしたが、蓋を開ければ危ないから止めておこうという内容になってしまいました。「逮捕者が出たから、共有ファイルの使用を止めよう」なんていうのは虫の良い話ですが、それでも共有ファイルを止める理由になるのであれば私は十分だと思います。

巷では大容量のDVDメディアや新世代メディアがニュースで取り上げあれていますが、共有ソフトが使えなくなれば利用価値が無くなる方が殆んどでしょう。そうなるとFDが・・・とは言いませんが、使い勝手に優れて容量も手ごろなMOなどが普及してくるかもしれません。外付けHDやDVDを売っている会社は、かなりダメージを食いそうですが、それも時代の流れでしょう。

話は変わって、書き込み型DVDや大容量HDを買った人を警察が片っ端から調べていけば、98%は逮捕出来るのではないでしょうか。その内そういった物を購入する際に「私は著作権を侵害しません。」という同意書にサインする日がくるかもしれません。

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